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考古学は男だけのロマンじゃない

「過去と現在の終わりなき対話」- かの歴史学者E・H・カー(1892-1982)は自らの著書にて歴史のことをそう形容していました。人類の誕生から現在に至るまでの長い道のりを、遺跡をはじめとするその時々の痕跡から遡り続ける考古学の世界は、まさにそうした対話の場であると言えましょう。
学問一般の例に漏れず、石器時代から近代まで幅広い時代を範疇分野とする考古学はどちらかと言えば「男のロマン」的な面が強い事もあり、女性研究者の数は全体の割合から見れば少数派。しかし最近では歴史趣味の女性、所謂「歴女」の存在が大きくなった影響もあってか、”過去との対話”に興味を持つ女性の方たちも徐々に増えつつあるようです。
女性向けの考古学イベントの開催など、これまでとは異なった展開も見せつつある現在。これまで男の世界だった趣味・学問の場における男女の垣根を取り払う事が出来れば、研究の進展や規模の拡大といったポジティブな可能性にも繋げていけるのではないでしょうか。

目指せ「ゴットハンド」

考古学という特殊な分野では、一般的な業界では行われていない作業が頻繁に行われています。特に、さまざまな石器類を発掘するという重要な作業が挙げられます。石器類の発掘に携わろうとしている人は、本格的な知識とスキルを身に着けなければなりません。いきなり発掘をしようとして、石器類が埋まっていそうなところに足を運んでも、なかなか目的の物を発掘することはできないものです。十分な経験を積んでから、本格的な発掘に携わることが大切です。

考古学に関心を持つようになったら、最終的にはゴットハンドを目指していくことが重要です。ゴットハンドとは、価値の高い石器類を、多数発掘していくスキルを持った学者のことです。1つの石器を発掘しただけで終わってしまうのでは、発掘に携わっている意味がありません。次から次へと高い価値を持った石器を発掘して、ゴットハンドとして歴史上に名前を残していくことが、考古学者が目指していく道なのです。

考古学者になりたい

考古学は、過去の遺物や遺構の発掘などを通じて人類の営みを研究する学問ですが、その研究に携わる考古学者として特に必要な資格要件があるわけではありません。
しかしながら、考古学を専門的に研究していることが大前提となるため、一般には大学の史学科にまず入学し、必要な知識・経験を習得することになります。史学科を開設している大学はそれほど多くはありませんので、大学の選択からある程度進路が絞り込まれます。
大学教授を目指すのであれば、さらに修士課程、博士課程へと進み、論文の執筆、学会や学会誌への発表などを経て、助教や講師の募集があるまで待つことになりますが、狭き門といえます。
就職する場合、一つに博物館の学芸員となる手があります。大学で必要な単位を取得すれば学芸員補資格を得られますので、専門知識を生かしながら館内の展示内容の企画や運営に携わることができます。
また、埋蔵文化財センターを持つ自治体への就職も考えられます。ただし、専門の技師としての採用は少なく、一般の行政職として採用された場合、必ずしも異動希望が満たされないこともあります。
さらに、民間の発掘業者に就職するという手段もあります。ビルやマンションの予定地が埋蔵文化財包蔵地である場合も多いことから、発掘調査には一定の需要があります。建設会社からの委託により調査を指揮し、報告書を取りまとめる仕事で専門性を活かせます。

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どこの国が考古学を学びやすい

さまざまな地域で、考古学という複雑な学問に携わる人が増えてきました。人類の歴史の中では、さまざまな石器類が利用されていたのですが、石器類というのは、目に見える場所に置かれているわけではなく、ほとんどの石器類は地中に埋まっています。そのような石器類を掘り起こして、どのような性質のものなのかを調べていくことが、人類について研究する上で大切になります。この一連の作業に携わる分野が、考古学と呼ばれる学問です。

日本をはじめ、多くの国々において、考古学の知識を身に着けようとする人がいます。大学などの教育機関では、専門的知識を持った教授が、考古学に関する知識を教えているのです。どの国に行くと、知識を身に着けるのが容易なのかを知っておくと、勉強を進めることがスムーズになっていきます。知識を身に着けるためには、教育体制、研究施設などが充実していることが前提となります。したがって、本格的に学ぶためには先進国に行くことが大切です。

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